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映画


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キャラメル.アンティーク
秋の薔薇は春に比べてひと回り程小さいです。

「沈まぬ太陽」見てきました。
10分間の休憩をはさんで3時間超の大作でしたが見終わった後、胸の奥からじんわりと込み上げて来る物がありました。
組合問題による報復人事、組織の中の理不尽な仕打ち等今も昔も当たり前のように起っている事。昨日まで同じ生き方をしていた人が今日からは別人のようになってしまうって事もあったりする。そんな裏切りにあっても会社を辞める訳にいかない。会社人間だった夫の長い勤務時代に垣間みた組織の中の厳しい出来事がまざまざとよみがえって来ました。
壮大な海外ロケも展開される大作に見入り乍ら其の片方で次々に胸に浮かんで来るのは、家族のために歯を食いしばって報復人事に耐えたKさん、耐えきれず病に倒れ命を落としたSさん等心に残る人達の顔でした。
そんな方の話を聴いても私には一緒に怒ったり手料理を食べて貰う位しか出来ませんでした。
随分前の出来事ですがあの時の憤りは今思い出しても消えません。
渡辺謙さん扮する主人公恩地の不器用な生き様に自分を重ね合わせた方も有ると思いますがどんな事態に陥っても行天みたいな生き方はしないでいたいですね。
不器用でも良い!凛として人と愛で繋がっていたいと思います。そんな事を考え乍ら見た「沈まぬ太陽」涙が頬を伝いました。
隣の席で見ていた仲良しのTさんもご主人の事を想われたようで帰りに寄ったコーヒーショップで
主人の好きなコーヒー豆いつもより上等なのを購入したわ!と笑ってました。

御巣鷹山の墜落事故も悲しい事故でした。夫の知り合いにも事故に遭われた方があり衝撃を受けたのを覚えています。
by fuchanmama | 2009-10-28 03:30 | つぶやき | Comments(0)

夕日が美しい部屋からの便り


by fuchanmama