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複雑なお話

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春は名のみ〜の 風の寒さや〜♪
早春賦を口ずさんでしまうような寒さですね。
仕舞い込んだ冬物のセーターを又、引っ張り出して着込み 春色の服を恨めしげに眺めています。

昨日は従兄の49日の法要に大村まで出かけましたが 余りの寒さに震えました。
諫早まで列車に乗り その駅前で姉と待ち合わせ。
駅横のティールームでコーヒーを飲み乍ら姉の到着を待つ僅かの時の流れの中、窓越しに写る見知らぬ土地の街並は 何かしら新鮮で旅に出たような心浮き立つ思いがしました。
ほんの短い距離でも列車に乗るのは愉しいものですね。

法要の後、大型フラワーショップに寄って春の花苗を購入し、従兄?兄妹?複雑な間柄の好ちゃんに長崎まで送って貰いました。
再婚した父の奥さんの子供、(この言葉は好きではないのですが)つまり、連れ子になる好ちゃん。
子供の頃から行き来していたので仲良しなのです。
実の父の事をおじさんと呼ぶ私、そして、その父の事をお父さんと呼ぶ好ちゃん。
何だかややこしいよね!親が沢山居る私達って!
と笑い乍ら色んな昔話をしたせいか距離が少し縮まったような気がして、やっぱり兄妹かな?とちょっぴり嬉しい気もしました。

考えてみれば、私の実母のお墓を守ってくれてるのは好ちゃんでした。
先日、お彼岸にお墓参りをした時、改めて確認した墓石に刻まれた実母の年齢は30才。
私には全く記憶のない写真だけで知る母。
好ちゃんも実の父親との記憶は無いとの事。
それでもこうして幸せな人生を歩むことが出来た事、今更乍ら育ててくれた人の恩を感じずにはいられません。
彼は素直でとっても良い人です。
きっと父が優しく接したのだろうと 自分が参加しなかった父の家庭の事を想像しています。

幸せになるのに最も重要なひとつは
自分の中のゆるぎない価値観を見出し、それに従って生きる事だそうです。

価値観と云うものは其の時々によって変化して行くもの。
そして人によって違うもの。
今、私が幸せだと思えるのは私の価値観が今までと変わったからなのだと思います。
私にとって大切な物、愛とお花と猫。
息子に尋ねたら、ギターと猫と、もちろん愛ちゃん!
Commented by yokko at 2012-03-26 22:28 x
今日の記事は、とても心に響きました

明日、貴女の大事な物の仲間に入れて欲しい物が
届くからね(^^)
Commented by fuchanmama at 2012-03-26 23:40
yokkoさん
何だろう?
愉しみだわ♥
Commented by みどり at 2012-03-27 23:12 x
玲子ちゃん
本当に複雑な関係よねー
父、れいこちゃん、おばちゃん、よっちゃん、徹兄ちゃん、母 みんな大変な思いを越えてきたんでしょうね
兄達とは年が離れていたので一緒に暮らした記憶はあまりないのです(涙)
母もそれなりに苦労があったみたいですよ
お墓には玲子ちゃんのお母さんと私の母と父と一緒に
入るんだよね なんか笑える
今みんないい関係でいられるってことは素晴らしい
Commented by fuchanmama at 2012-03-28 09:12
みどりちゃん
ホントに複雑!
それぞれに色んな思いをして生きて来たけど、こうして笑って話せて、良い関係で居られるのは嬉しいですね。
子供の頃、泣き乍ら見上げた星も輝きは変わらないのに その頃と違った輝きに感じます。
一番光る星を母と決めて、良く語りかけたものです。
励ましてくれた星も今は、良かったね!と笑いかけているように見えます。
by fuchanmama | 2012-03-25 16:35 | つぶやき | Comments(4)

夕日が美しい部屋からの便り


by fuchanmama